2006/5/24-27 韓国サッカー満喫の旅

(한국 축구 만끽 여행)


5月24日(水)

炭川総合競技場 今日はKリーグカップ戦が行われる日。今季のリーグ戦で前期優勝した城南一和がホームで釜山と対戦する。この試合を見るために城南へ。その前に、駅近くのコンビニで「Tマネーカード」を購入。これは東京でいえば「SUICA」に相当するようなもの。カードにお金をチャージしておけば、そのチャージ金額の範囲内でソウルの地下鉄に乗れるというカード。さらにカードで乗車すれば100ウォン割引になる。でも、カード購入に2500ウォンかかるので、地下鉄に25回以上乗らないと元は取れないが、毎回きっぷを買わなくて済むのでメリットは大きいかも。そんなカードを自分が買わないわけがない。というわけで早速購入して10000ウォンをチャージして地下鉄に乗車。

特席約1時間ほどの乗車で城南のホームスタジアム、炭川総合競技場へ到着。駅から外へ出ると、サッカーチームのホームタウンという雰囲気が全くない。試合に行くと思われるサポーターらしき姿も見あたらない。ホントにここで合ってるのか不安になってきたがスタジアム方面に歩いてみる。10分ほど歩いて川を渡るとスタジアムが見える。.....しかし、スタジアムは見えるがサポーターは相変わらず見えない。見えるのはサポーターとは似ても似つかぬ女子高生の集団ばかり。どっかのアイドルのコンサート会場と間違えたかな、と思ってよく見ると「選手サイン会」って看板がある。.....でも、もうキックオフまで1時間切ってるんですけど、そんな時間までサイン会やるんかい。少なくともレッズじゃ考えられない世界だな。

コーヒー今日はスタジアム全体の雰囲気を見るために奮発してメインスタンドの「特席」のチケットを購入。奮発といっても10000ウォン。駒場の自由席の約半額という破格のお値段。これがこっちの相場だそうな。ちなみにこの特席、場内への入場は「VIP入り口」からの入場になります。数多くのサッカーの試合観戦の中でVIP席から入場したのは初めて。しかも、試合途中には飲み物がただで配られます。それが、左の写真。まあ、紙コップに入ったコーヒーではありますが.....。

チケットを買ってメインスタンドに入ってみると......客がいない。両ゴール裏のほんの一部に申し訳程度にいるほかは自分のいる特席にちらほら。城南ゴール裏と思っていたら、急に客がたくさん入ってきた。さっきまでサイン会に来ていた女子高生集団がバックスタンドど真ん中に陣取った。しかし、こいつらがじゃま。ゴール裏が少ないなりにがんばって声を出してるのにそのゴール裏の声を全く無視して「キャーキャー」声援をあげるものだから、スタジアム内がバラバラ。でも、さすがにこの状態を見かねて、ゴール裏の中心部の人(だと思われる)がバックスタンド中央に移動して、そこでコールを始めてからは雰囲気が一変。さっきまでじゃまでしかなかった女子高生の集団が急に一つにまとまり始めた。やっとスタジアムがまとまった感じで、試合の方もその声が届いたのか、2-1で城南の勝利。

バックスタンド今日の試合は平日のナイター、リーグ戦でなくカップ戦、ソウルから1時間ほどの郊外での試合、などなど客が入らない条件がそろった試合だから、今日の試合だけで韓国のサッカーを語ることはできないような気がする。でも、韓国も代表戦以外の客の入りはあまり芳しくないようで、チケットなどは当日スタジアムで買えるみたい。ゴール裏のコールも雰囲気は日本とさほど変わりなく、一部レッズでも使われている曲が城南のコールとして使われていた。

試合も終わり、スタジアムから再びソウル市内へ。ホテル近所の食堂にて豆腐チゲで晩飯を食べて、韓国での第一日が終了。(すんません、写真撮り忘れました。)

乗車した列車

  1. ソウル地下鉄3号線
    鍾路3街 - 道谷
  2. 盆唐線
    道谷 - 野塔

written by K.TAKA