2006/04/08-09 5年ぶりの福岡


やっとやってきた今季初遠征。今季J1に復帰してきたアビスパ福岡との試合のための福岡遠征。

福岡というといろいろ昔懐かしい思い出がいっぱいあるのだが、ここにそれを書くとそれだけで1ページできてしまうので省略。そんな福岡にやってくるのは2年ぶりなのだが、2年前はそのまますぐ大分に移動したので福岡滞在時間は正味1時間程度。福岡で夜を過ごすのは5年前のこのとき以来のこと。仕事のスケジュール等で一時は参戦さえも危ぶまれたが、なんとか行くことは可能になった。

そんな今回は1泊2日の遠征のためあまり複雑なことはせず、往復の航空券&宿泊をANAスカイホリデーにて申し込み、それ以外のスケジュールは成り行きにまかせてみました。


4月8日(土)

まずやってきたのは羽田空港。全日空のターミナルが新しくなってからは初めての羽田空港。モノレール終点の第2ターミナルにて降りて空港施設内に入ってみると......意外と大きくないという印象を持ったのは自分だけかな? 想像していたよりは小さかったような感じがした。

一蘭 セキュリティをくぐり搭乗口まで来てセキュリティエリア内にあるスタバに寄ってから機中の人。1時間半ほどで福岡到着。ここで本日の目的第一弾。キャナルシティ内の一蘭でしか食べられない「重箱」&「究極の酸味」を味わうためにキャナルシティまで。やっと着いた一蘭はやっぱりここも行列が。15分くらい待ってやっと入店。待った上でやっと出てきたのが左のラーメン。四角い重箱の中にラーメンが入っていて、ちゃんと蓋をされてやってきた。蓋を開けた第一印象はいつもと違うちょっと酸っぱいようなにおいがしたのだが、これが、「究極の酸味」の香りなのかな。

Yahoo ドーム キャナルシティで究極の酸味を味わった後はもう一つの目的地、ホークスタウンへ。夜は別件の予定があったのでホークスの試合を見るつもりはなかったのだが、ホークスの試合が行われる日のスタジアムの雰囲気だけでも味わってみたくてやってきた。やってきた福岡ドーム改めヤフードームは今日はオリックス戦のようで、ホークスグッズ売り場の一角が「清原グッズ売り場」と化していたんだけど、やっぱりなんだかんだ言って清原って人気なのかな。

ヤフードームの雰囲気を味わった後、ドームとなりのショッピングモールの方へ言ってみる。ここは、トイザらスなどの店も入っているショッピングモールで、上の階にはフットサルコートもあった。ショッピングモールの店をいろいろ見ながらお土産を物色したあと、お約束のスタバへ。ついでに、HMVで某アーティストの九州限定CDを買おうと思ったんだけど売ってなかった。もうメジャーデビューしちゃったから、限定CDは売り切れかな。

モツ鍋 明太子 ホークスタウンから博多駅近辺に戻り、ホテルへチェックイン。しばらく休憩後、仲間たちと明日の勝利の前祝いのため天神方面へ行く。

やってきた店は、5年前に自分が福岡に3週間出張していたときに宿泊していたホテルのすぐ近くのモツ鍋店。店の雰囲気が何となく見覚えがあるし、5年前にもここに来たことがあるような気がする。来る道中の中州周辺も昔見たことがある風景だし、そんな昔の思い出が思い出されてくるモツ鍋。味のほうはなかなかのもので、このモツ鍋を食べるためにまた来年福岡に来てもいいかな、そう思わせる味。

夜景 モツ鍋を食べた後、夜に福岡に到着する仲間と合流して屋台のラーメン店へ..... と言いながら自分も含め数名は最初のモツ鍋&チャンポンでほぼ終了。夜組が屋台でラーメンを食べているところを横から覗き込むという達の悪い客になってたりしながら夜の会は終了。明日スタジアムで使う力をたくわえるために、今日のところは早く休みましょう。

乗車した列車

  1. JR高崎線
    大宮 7:42 - 上野 8:10
  2. 山手線
    上野 - 浜松町
  3. 東京モノレール
    浜松町 - 羽田空港第2ビル
  4. ANA249便
    羽田空港 10:30 - 福岡空港 12:15
  5. 福岡市営地下鉄
    福岡空港 - 博多
  6. 西鉄バス
    福岡市内各所

4月9日(日)

ゴール裏 一夜明け試合当日の朝。外の天気は曇ってるが雨はとりあえず大丈夫そう。ホテルで朝食後、祗園駅から地下鉄で福岡空港へ行き。そこからバスで博多の森まで。

今回は友人の友人が場所取りをしていてくれたおかげでかなり前の方に並ぶことができた。長いサポーター生活の中でも一番早い並びの列かもしれない。でもアウェイの洗礼か、並びの仕切りの悪い警備に、しまいにはサポーター有志が整理し始めてしまった。そして落ち着いたと思ったら突然開門し始めるし、入ろうとしたらバーコードの読み取りに時間がかかって列が全然進まないし。そんな混乱もあったが、なんとか無事に入場完了。

初めてやってきた博多の森は、サッカー専用スタジアム。メインスタンドは結構見やすそう。でもゴール裏は傾斜が少なく、反対側がちょっと見づらい。そんなスタジアム。あと、アウェイゴール裏の後ろには高台があって、ただ見ができそうな感じがした(実際、そこで見ようとして警備員に注意された人たちもいたようだし。)あと、バックスタンドには屋台村があったらしい。メインスタンドのほうの食べ物はあまりいいものがなかったから、やっぱりバックスタンドまで行けばよかったかな。

キックオフ。先週に続いて苦しい展開。前半攻めつつも最後にゴールが奪えず、後半は逆に攻め込まれるという展開。でも後半に岡野が登場してから雰囲気が変わって、そしてやってきたロスタイム。この瞬間のことはよく覚えてないが、岡野のクロスが誰かに当たってゴールが入ったことだけは分かった。その瞬間ゴール裏は狂喜乱舞。みんなとハイタッチしようとするが、もみくちゃになって、もう何が何だか分からない。気づいたら、清尾さんを始めカメラマンがみんなゴール裏を撮ろうとしてる。すると、闘莉王がゴール裏スタンドのすぐ前まで来ているのが見えた。ここでやっとゴールを決めたのが闘莉王だと分かった。

勝利 闘莉王と一緒に

試合終了し一通り歌い終わると、後ろから桜の花びらが舞い降りてきた。最初、誰かが後ろでまいてるのかと思ったが、そうではなかったらしい。博多の森の自然が織りなす粋な演出にちょっと感動。

博多の森からそのまま歩いて福岡空港へ。これまで何回も飛行機に乗ってるけど、歩いて空港へ行くのって初めてだな、なんて言いながらの空港までの約25分も、勝利のあとなら全然苦じゃない(逆に、あのまま引き分けで終わってたら、相当重い足取りだったかも...)。空港でチェックイン後、空港レストランで友人たちと軽く祝勝会(というか、ただの夕食なんだけど)。祝勝会の店を探してるとその横を闘莉王や岡野がやってきたので「お疲れさまでした」と声をかけてみたり。

祝勝会を終えおみやげを購入後セキュリティエリア内にはいる。ここまで1日ずっと一緒だった仲間は自分の乗るANA便の5分後に出るJAL便のためみんなとはここでお別れ。来週の埼スタでの再会を約束して自分はANA便へ。搭乗は若干遅れたが羽田到着はほぼ定刻。羽田からは満席の高速バスでさいたま新都心へ向かい、1泊2日の福岡遠征は無事に終了。

乗車した列車

  1. 福岡市営地下鉄
    祗園 - 福岡空港
  2. 西鉄バス
    福岡空港 - 東平尾公園
  3. ANA270便
    福岡空港 19:50 - 21:25 羽田空港
  4. 西武バス
    羽田空港 22:00 - 23:00 さいたま新都心駅

まとめ

最近なかなか遠征が出来ずにいたのだが、やっとめぐってきた今季初の遠征です。

ここ数年J2生活が続いていたアビスパがJ1に復帰したことで新たに「J1未到達」の地となった福岡。5年前の3週間の出張以来の福岡遠征となった。5年前は仕事だったので観光など全く出来なかった。まあ、今回も1泊2日の遠征なので観光に費やせる時間というのも非常に少ないが、全く0だった5年前よりは少しは観光出来たと思う。


written by K.TAKA